噂の「つみたてNISA」も始めてみました!

投資

こんにちは、50歳で早期退職し自由人になった「ゆるっとFIRE50」です。

今回は最近では一般週刊誌にも取り上げられるレベルまで市民権を得るようになった「つみたてNISA」について、私の“つまずき“も含めてご紹介します。

まだNISAを始めていない方の参考になれば幸いです。

NISA口座の開設に大きな落とし穴が・・・

早期退職直後、iDeCoについては401Kからの移管もあったので、慌てて一から勉強して金融機関と商品を決めましたが、その過程で「一般NISA/つみたてNISA」なるキーワードがiDeCoとセットのように目に入るようになってきました。

言葉としては聞いたことはあったものの中身については全くの無知。

こちらについても色んなブログやYouTube、そして証券会社のサイトなどで勉強しました。

NISAってなんだ?

数百万までの投資には国が非課税にしてあげようとする制度ね。

まずはNISA口座を作らないといけないのか・・・

ざっと概要も分かってきたのでまずはNISA口座を作るところからだなと思い、既に他の商品も購入している楽天証券にてWeb申し込みを行いました。

ところが1週間後、楽天証券から「税務署審査の結果、お客様はすでに他の金融機関でNISA口座開設済みのため、弊社では開設することができませんでした。」とのメールが!

しかも「NISA口座を他の金融機関から楽天証券に変更する場合、本日から60日後にお申込みいただけます。」とも書かれています。

この時点が2020年6月上旬、コロナショックからの上昇相場が2番底もなく順調に戻ってきている時期だったので

えっ、今から60日待てってこと?マジかよ!!

それ以前の問題として、俺はどこでNISA口座を開いてしまったんだ?

思い当たる節は一つだけ、持株会を退会する際に保有株の受け皿として会社から指定された国内大手の〇〇証券です。

この〇〇証券も単に受け皿にするために退職ギリギリにわざわざ口座開設させられたのですが、その際に何気なく「NISA口座開設」にチェックを入れてしまっていたようなのです。完全に私のケアレスミスです・・・

楽天証券のQ&Aを見ながら、まずは〇〇証券に電話で事情を話して「非課税口座廃止通知書」を送付してもらうことしました。

こちらは1週間ほどで入手できましたが、楽天証券の申し込みが60日間待たされているのでそれが律速段階になって何もできない日が約2か月続きました・・・

ちなみに楽天で積立が開始するまでの間、楽天のSPUの+1倍を稼ぐためだけに500円分の投信(eMAXIS Slim新興国株式インデックス再投資型)を「楽天ポイントから1円+証券口座から499円」でスポット購入していました。(参考:楽天市場のSPU+1倍の説明サイト

さあ、やっとNISAの申し込みができる!

60日間の待機後、即日変更申し込みを行いました。その後の手続きも順調に2週間で進み、8月末にやっと楽天証券にてNISA口座を開設することができました。(本当に長かった・・・)

一般NISAにするか、つみたてNISAにするか?

この選択は本当に迷いました。最終的に「つみたてNISA」にした理由は、投資可能な金額がつみたてNISAのほうが多い(40万円×20年vs120万円×5年)だけです。

確かに既に十分な貯蓄のある50歳が始める投資として20年の積立は違うかもしれませんが、一般NISAだと購入時期が5年間に固定されること(万が一高値掴みしてもロールオーバーすればリカバーできるかもしれませんが)などが気になり、最後は“えいや!”で決めました。

なお設定した商品としてはeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)再投資型」を一択で、満額(毎月楽天ポイントから1円+楽天カードから33,332円)の積立にしました。(2020年度はあと3か月分しか積み立てられなかったので月50,000円にしました)

なぜ「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)再投資型」を選んだかというと、積立期間約10年だけのiDeCoでは楽天VTIにしたので、もう少し投資期間の長いつみたてNISAではカントリーリスクも一応考えて全世界にしたということくらいです。(大した意味はありません)

なお皆さんご存じのとおり楽天証券では投信積立について最大50,000円/月までクレジットカード決済ができ、さらに1%の楽天ポイントが付与されるというメリットもあります。(参考:楽天証券HP

運用実績と中年積立スタート者の出口戦略

現時点(2021年8月末)での運用状況は、11か月間の積立でトータルリターン78,113円(+18.74%)となっています。市場も上り調子でしたのでまあ順調ですね。

今後もiDeCoも含めて定期的に運用実績をご紹介します。

ちなみに50歳からの積立スタートですので、最後の積立枠の開始が70歳、その分の非課税満期が90歳(!)となってしまいます。

自分の体調や判断力、そして相場などを考慮しながら「60代のどこかで積立を止める」とか、「20年経っていなくても80歳過ぎたらどこかですべて売却する」とかも考えないといけないかなと心配しています。(この点が一般NISAにしようか迷った点でもあります)

NISAに限らず年を取ってからの資産管理って本当に難しいですね

iDeCoは退職所得控除の関係で65歳以降まで伸ばして一括受け取り、高配当株は原則ガチホールドの2つは決めていますが、キャッシュのウェイトなど年齢によるアセットバランスの変更は今後の最大の課題です。色んな方の意見を勉強していきたいと思います。

ではまた!

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