こんにちは、50歳で早期退職し自由人になった「ゆるっとFIRE50」です。
今回は自動引き落としには注意が必要であることを痛感した出来事についてご紹介します。
単なるうっかりミスですが皆さんにも起きる可能性がゼロとは言えないので共有いたします。
NHKを二重に契約していた!
私は社会人になって基本的には素直にNHK受信料を支払ってきていた人間です。
受信料も忘れないように自動引き落としにしていたのでNHKの催促を受けた記憶もありません。
ところが早期退職を機に自分の銀行やカードから何の料金が幾らくらい引き落とされているかを細かく確認していたところ、何とNHKに対して1年間に銀行からとカードからの2回も引き落としがされていることが発覚しました!
(家計簿でも固定費は随時引き落としのたびに入力するのではなく年額を固定で入れていたのが発見を遅らせてしまった原因)
ではなんで二重で契約をしてしまっていたかというと、どうやら最後の転勤で社宅に入った時に契約の住所変更をせず、偶然引越しを知ったNHKが置いていった“新規”契約の書類を申し込んでしまっていたようなのです。(完全にこちらのうっかりミスですがNHKにも同一名で2契約になってしまうことをリマインドしてほしかったです)
慌ててNHKの解約の方法などを調べ、「NHKふれあいセンター」に電話して1契約の解約と二重で支払っていた約8年分の返金を依頼しました。
(NHKのQ&Aによると世帯が同一住居に住んでいる場合は受信契約は1つでよいとのこと)
しかしすぐに応じてもらえず、解約予定のほうの契約が他の家族の誰かの分として使われていないこと(=家族全員が1つの住所に住んでいること)を証明するために家族全員が入った住民票のコピーを送ってほしいと言われました。(私以外の家族の名前や生年月日などの個人情報は墨塗りでよいとのこと)
すぐに対応すると、1か月くらいしてからNHKから約11万円の返金がありました。本当に気が付いてよかった!
転勤族やご家族が一時単身で離れていた方などは引越しのドタバタの最中に慌てて二重で契約してしまう可能性もゼロではないので注意したほうがよいかと思います。
ひかり回線の請求に見慣れないサービスが
我が家ではフレッツ光を2009年から継続して使っています。
これまで引き落とし金額に何が含まれているのか気にしたことがなかったので、念のためNTT東日本の@ビリングという無料WEB明細サービスで契約状況を見てみると、なんと聞いたこともない「リモートサポートサービス」というものに毎月550円払っていることが分かりました!
NTT東日本のコールセンターに問い合わせをすると、2009年の加入時からこのサービスを申し込んでいるとのこと。「そんな覚えはない!」と思いながらも、とりあえずその場で解約をお願いしました。
電話を切ったあと古い資料を掘り返してみたら、お恥ずかしいことに2009年の加入時に深いことも考えずに「リモートサポートサービス(月額525円)が今なら2か月無料」というキャンペーンに申し込んでいたことが分かりました。しかも「2か月無料でその後は税込み525円」という部分にマーカーまで付けてくれていた書類に「上記留意事項の説明を受け了解しました」と自筆で署名までしていたのです!!
一度も使ったこともないサービスなのに・・・
自分でサインまでしてたなんて本当に情けない・・・
ということで何とこちらは10年以上=恐らく7万円くらい無駄に捨てていたことになります。
(「フレッツ・ウィルスクリア 月額月額420円」も同様に2009年に申し込んでいたようですがどこかの時点で解約していたみたいで既に請求はなくなっていました。こちらの損失は謎です。)
最近の各種契約では「最初無料、後から有料に自動更新」といった怪しいものが段々減ってきていますが、本当に気を付けないといけませんね。
年に1度は引き落とし内容を確認しよう!
ということで今回は固定費、サブスクに潜む落とし穴について実体験をもとにご紹介しました。(単なる私のケアレスミスですが・・・)
家計簿についても単に入力すること、アプリに紐づけることで終わってしまい、その支出の中身や必要性まで考えるのを忘れてしまうことは十分あり得ることだと思います。
特に最近の引き落としについては紙での明細書の発送を有料化することで事実上Web化していることが多く、何が、いつ、いくら引き落とされているかを自ら確認しにいかないと忘れてしまう可能性が高まっていると思います。(カード会社からの明細書も)
金額の多少とは関係なく引き落としには気を付けていきたいものですね。
ではまた!
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