こんにちは、50歳で早期退職し自由人になった「ゆるっとFIRE50」です。
今回のテーマは「信用取引」です。
2021年はじめて実際に信用取引をやってみたのでその感想などを簡単にご紹介します。
なぜ信用取引を始めようと思ったか?
2008年楽天証券を開設してすぐに信用口座も作りました。このときは特に明確な目的があったわけではなく、当時我流でやっていた日本株投資について「将来レバレッジを掛けたくなるかもしれないからとりあえず口座だけでも作っておこう」という感じでした。
そのまま10年以上何も取引を行わないまま放置していましたが、退職後に株式投資を本格的に始めてみて、明らかな“下げ相場”で何もしないのは機会損失ではないか、レバレッジを掛けるためではなくこういう時こそ信用取引をすればよいのではないかと感じるようになりました。(YouTuber高橋ダン氏の影響もあるかと思います)
そんなに難しくなかったが、はじめて知ったこともたくさん
実際に私が行った“制度信用取引”の手順についても
- まず預り金から「信用保証金」に必要な金額を振り替える
- 「売建(売りから入る)」か「買建(買いから入る)」を選ぶ
- 信用区分(期限)は「制度(6か月)」を選ぶ
- 6か月以内に返済する
以外は通常の現物株の取引とほぼ同じでした。
(詳細をお知りになりたい方は楽天証券の「信用取引入門」を参照ください)
なお私は基本的にレバレッジを掛けずに取引を行っています。
そしていざ始めようとして改めて分かったこととしては
- 国内の証券会社では国内の個別株やETFしか信用取引はできず、しかもすべてではない
- 楽天証券の超割コースにおける1回の売買手数料は50万円超でも385円しか掛からない(現物取引だと100万円まで535円、150万円まで640円、3000万円まで1013円)
- 買方取引については金利が掛かる
- 株主優待を受け取る権利はない
- 配当については配当落調整金という考え方があり、信用売りの場合は支払うこともある
という点などです。
2021年の信用取引の結果は
恐る恐る始めた信用取引ですが実際に取引した株は以下の4つだけです。
- 1321 日経225(売り)
- 1306 TOPIX(買い)
- 8604 野村HD(買い)
- 1699 NF原油先物(売り)
銘柄の選択は、チャートを見ながらMACD、RSIなどを総合的に見て決めました。
全て利確済みで、4つ合計の利益は約10万円でした(税引き前)。それぞれの取引は約100万円ずつなのでリターンは2,3%程度といった感じですね。
なおTOPIXと野村HDの2つの買方取引については現物にしなかった理由は特にありませんでしたので、レバレッジを掛けないのであれば金利のことを考慮すると意味なかったかもしれません。
今後の予定は
2022年はボラティリティが高いと思いますのでチャンスをみつけて信用取引を継続してみようと思いますが、その基本方針は以下の4点。
- 買方取引はやめて、売方取引だけにする
- 売方取引についても基本的には短期(~数か月)での返済の予定だが、一般信用取引が可能な銘柄についてはそちらで取引する
- 短期売買は日々チャートが気になってしまうので、遊び感覚の範囲内=月に1銘柄程度の取引にする
- 2022年目標は+50万円
私のような投資初心者でも無理なく信用取引を楽しむために何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
ではまた!
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