こんにちは、50歳で早期退職し自由人になった「ゆるっとFIRE50」です。
今回は退職後の空いた時間で断捨離を兼ねてメルカリを始めた話をご紹介します。
結論としては色んな意味で「やってよかった」です。
なんで50歳を過ぎてメルカリを始めたの?
簡単に言うと早期退職を機に引越ししたのがきっかけです。
それまで住んでいた社宅は必要以上に広かったので物を溜め込んでいました。家賃のこともあり住居をダウンサイズした結果、物を大量に減らさないといけなくなりました。
ただ退職前はドタバタしており、引越し準備の時間が十分に取れなかったため、処分に迷ったものは段ボールに詰めてとりあえず新居に持っていくことにしたのです。
ところが新居は収納スペースもかなり少なく、引越し屋さんが帰ったあとには部屋全面に段ボールの壁が出現することに!
「断捨離しないと段ボールに囲まれたままの生活になってしまう」
「かといって、捨てるのも勿体ないものもたくさんあるんだよなあ・・・」
ということで頭に浮かんだのが“フリマアプリ”や“ネットオークション”でした。
そこで退社前に部下から便利だとよく聞いていたメルカリにチャレンジすることに決めました。
(Yahoo!オークションやラクマなども考えましたが、手数料の低さよりも登録者数が圧倒的に多いメルカリを選びました)
おじさんが初めて出品してみました(汗)
ネットでメルカリの始め方サイトやYouTubeを見て、出品コメントの秘訣、梱包の最低限のマナーなどをざっと勉強してから早速始めてみました。
まず最初に出品したのは、私が長期間保有し続けていた本・雑誌、レコードなど音楽関係、子供の頃(40年前)のおもちゃ。
物を捨てられないタイプの私にとっては“お宝”ですが、妻から見れば「とっとと捨てれば」というようなもの。
いつかは価値が出るだろうと思って寝かしていましたが、“お別れの時が来た”と思って出品を決意しました(涙)。
30年くらい寝かしていたけど、もうお別れだね・・・
それ以外にも、妻が数回使っただけで不要になってしまったバッグ、靴などもあったので私が代理で出品してみました。
びっくりしたのが、出品すると30分もしないうちに閲覧人数に数字が出始め、それがどんどん増えていくんですよね(お気に入りに登録してくれる人もパラパラと)。
出品しておきながら失礼な話ですが、「こんなものに興味がある人ってこんなにいるんだ」「平日の昼間でもメルカリをチェックしている人いるんだ」と驚きました。
そして暫くすると、コメントを頂ける方や実際に購入していただける方が出てきました!
直接知らない人とメッセージのやり取りをするのって何だか不思議というか面白いですね。
捨てる直前だった〇〇を欲しい人がいる
メルカリの面白さが分かったあと、家の中の不用品を探しては、他の人が出品していないか、いくらなら売れそうかなどを調べていました。
これまでに売れたもので面白かったのは「有名な日本酒の空き瓶(箱付き):3本で1,800円」「電化製品のリモコン:1,200円~2,500円」です。
退職時に送別品としていただいた有名な日本酒を飲み終えたあと、瓶と箱が綺麗だったので“もしかしたら居酒屋さんとかでディスプレイ用にニーズがあるかも?”と思って出品したら、なんと大学で日本酒を勉強している学生さんに購入していただました。(興味があったので購入理由を聞いてしまいました)。
また引越しの際、新居にエアコンと照明が備え付けだったので社宅で使っていたものを捨てざるを得なかったのですが、その時に捨て忘れたリモコン数個をダメ元で出品したら、何とあっという間に売れたんですよ!本体は動くのにリモコンだけ故障してしまうと皆さん困ってすぐにでも手に入れようとするんだなあと気付かされました。
ちなみに今までに売れた総額は約10万円です。(売れ残りも結構ありますが)
売上のほとんどはメルペイポイントとしてスーパーで食料品などの買い物に使っています(ごく一部はメルカリ内での購入に使用)。
“ゴミ”として捨てる予定のものが数か月分の食費に化けるなんてすごいですね。(資産は利確してなんぼですね)
なお、私のように高額商品ではない不用品を単発で販売した収入については課税対象ではないとのこと。
メルカリのガイドにも「洋服や生活用品等の不要品を売却した収入は、所得税の課されない譲渡所得となるため基本的に課税されません」と書かれています。(確定申告の要・不要の基準などについても書かれています)
また非課税になる“一過性の生活用動産”などの考え方の詳細は国税庁のサイトを参照しました。
おじさんがメルカリで売買してみて感じたこと
1年以上メルカリをやってみて感じたメリット・デメリットをまとめると以下のとおりです。
以上のように今回はメルカリデビューの話をご紹介しました。
50歳にしてメルカリを始めてみて、古い物や使わない物は捨てる・保管するという選択肢しかなかった世界から新たな世界を体験したという意味では非常に有意義でした。
また小さな金額とはいえWin-Winが成り立つビジネスという観点からも参考になりました。
特に“捨てられない病”の方に一言!(私自身への戒めの意味を込めて)
“お宝”にとっても使わずに眠らせておく持ち主のもとにいるよりも、大事に使ってくれる人に送り出してあげたほうが喜ぶと思いますよ。
ではまた!
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