こんにちは、50歳で早期退職し自由人になった「ゆるっとFIRE50」です。
以前の記事において、50歳で早期退職した私にはキャッシュフローが計算しやすい高配当株投資が向いているのではないかと考えて国内、海外の高配当株・ETFをある程度のボリュームで購入したことをご紹介しました。
しかしそこでも書いたとおりインデックス投資や高配当株投資だけだと個別株(特にグロース株と言われるもの)が気になってしまうのですよね。(笑)
そこで今回は退職後に購入した米国の個別株について簡単にご紹介します。
米国の個別株って何を買えばよいの?
高配当株やインデックス投資の過去の平均年間リターンは数%です。
もちろん複利で計算すれば10年、20年という長期では2倍以上になりますが、各年はプラスとマイナスを繰り返しながらじっと見守らなければなりません。
それに比べて海外(特に米国)の新興企業の株は1年で2倍、5年で10倍のようなスピードで爆上げしていると知りました。
ハイリスクとは知りながら興味は募るばかり・・・
とはいえ恐らく投資経験の浅い多くの方と同様に、海外の個別株は未知の世界でした。
SPY、QQQなどのインデックスETFなどの構成銘柄を見ているうちに米国株式市場を牽引している会社が“何となく知っている会社”に変わっていくものの、“最初の一歩”が踏み出せずにいました。
そこで投資に詳しい米国人の知人にどのようにして個別株の情報を得ているのか聞いたら、「The Motley Foolを無料の日本語版ニュースでいいから目を通すとよい」とアドバイスをくれました。
ちなみにその知人は保有株のほとんどはMotley Foolの推奨されたものでS&P500を大きくアウトパフォームしているとのこと。
早速メールマガジンに登録するとトピックスが無料メールで毎週送られてきたり、色んな銘柄や業界の解説、投資の基本的心得などが見られたりするようになりました。
そこには今までの生活では聞いたこともなかったような会社がたくさん取り上げられており、しかも日本株とは比べものにならないような株価の上昇をしているものもありました。
気になるけど知らない会社ばかりだなあ・・・というのが私の感想でした。
クラウドストライク?
テラドック?
ズームなら知ってるけど・・・
今までの購入銘柄と運用成績
時はちょうどコロナショックからの回復が本物ではないかと思われ始めていた2020年7月。
「迷っていても始まらない」「浅い傷で損切りすれば授業料みたいなもの」の精神で決意!
ファンダメンタルズはあまり気にしない私はMotley Foolの記事やチャートを見ながらIT系特にコロナ禍で需要が伸びそうな銘柄としてドキュサイン、クラウドストライクス、ズームインフォの3つを選び、個別株投資を開始しました。
その後もMotley Foolの本家米国の有料会員(Stock Advisor)サービスでタイムリーに推奨される銘柄(一部は大化け狙いの若い会社)を中心に購入しましたが、今年に入ってからはMakabeeの米国株【ジム・クレイマー応援ch】を見ながらジム・クレイマーが推奨するコロナ不況からのリオープニング銘柄もいくつか買いました。
これまでに購入した銘柄と損益は以下のとおりです。(増減は2021年9月末現在)
銘柄名(購入順) | ティッカー | 増減%(円換算) | 推奨元 | 備考 |
ドキュサイン | DOCU | + 28.5 | Motley Fool | |
クラウドストライク | CRWD | +136.9 | Motley Fool | |
ズームインフォ・テクノロジーズ | ZI | + 44.4 | Motley Fool | |
テラドック・ヘルス | TDOC | – 37.1 | Motley Fool | |
エッツィー | ETSY | + 51.3 | Motley Fool | 2回の売買後 |
アイデックス ラボラトリーズ | IDXX | + 79.3 | Motley Fool | |
アマゾン・ドット・コム | AMZN | + 8.6 | Motley Fool | |
ファイバー・インターナショナル | FVRR | + 11.6 | Motley Fool | 1回の買増後 |
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ | ZM | – 26.8 | Motley Fool | |
レプリジェン | RGEN | + 49.6 | Motley Fool | |
レモネード | LMND | – 49.6 | Motley Fool | |
コストコホールセール | COST | + 37.7 | ジム | |
ボストン・ビア | SAM | – 58.5 | ジム | |
バンク・オブ・アメリカ | BAC | + 1.2 | ジム | |
エアビーアンドビー | ABNB | + 14.8 | Motley Fool | |
キャタピラー | CAT | – 11.3 | ジム |
米国個別株の購入を始めて1年余り、円安の影響もありますが、2021年9月現在、上記の米国株トータルの含み益は約500万円です。
(それ以外に短期で売買したAPPLとETSYの利確分が合計で約100万円あります)
ご覧のとおり、かなり上がった銘柄もありますが(CRWD様様ですね!)、塩漬けになっているものもあります。
本来は5年くらい保有して長期での成長を見ないといけないかもしれませんが、一方で損切ルールを決めておけばよかったとも感じています。
今後の方針
現在私のポートフォリオにおいて米国の個別株の割合が15%くらいになっており、キャッシュを堅く40~50%くらいは持っておきたい戦略に対してちょっと多すぎるかなと感じています。
今後は塩漬け状態のTDOC、ZM、LMND、SAMあたりが今のマイナス率の半分くらい戻ったら損切しつつ、大きな上昇幅が期待できなさそうなAMZN、BACなども利確して、ポートフォリオの10%程度まで下げようと思っています。
その分は株暴落時の影響を抑える意味で金ETFを買い増そうかと考えています。(金ETFについては今後別の記事で紹介しますね)
残りの順調な銘柄についてはとりあえず長期保有する予定ですが、世の中の流れは速いのでもっとイノベイティブな会社が出てくれば一部利確して乗り換えていくかもしれません。
今後も定期的に保有株の状況についてアップデートしていきます。
ではまた!
コメント